Te Araroaとは!【予備知識編】

テ アラロアとは

ニュージーランドの北端から南端まで繋ぐ道でおよそ3,000km

所要期間:4ヶ月〜6ヶ月

1日の平均歩行距離:その日歩くルートによって変動。(山だと20kmくらい。ロードだと35kmくらい。)

トータル費用:50〜100万円

ベストスタートシーズン:10月中旬〜11月中旬

ハイカーのほとんどはソロ。カップルや元々友達同士もいます。

「全くハイキングしたことない人」や「始める前日に全部の装備を買ったやつ」もいました。

なので誰でも行けます!

予備知識

今回は前もって知っておくといいことをまとめたので、事前準備の足しになればと思います。

これから「Te Araroaを歩こうと思ってる人」、「Te Araroaとはなんぞや」と思っている人にふんわり雰囲気が伝わればなと思います。今回はTe Araroaのフィジカル的な側面に注目して書きました。

「あまり深く調べすぎると旅が楽しくなくなっちゃう」って思う人へ

今回はその辺は触れずに紹介していくつもりです。(僕がそういうタイプなので)

知っとくと余計な費用を抑えたり時間をセーブできたりすることをまとめました。

読んでもらってより楽しめる方法を今回はお伝えします!

Te Araroa

3000kmの道を4ヶ月くらいかけて歩く道。

毎年1000人近い人が歩いています。(セクションハイカーも含む)

スルーハイクする日本人は大体全体の0.1%くらい。

主にテントや山小屋を利用しながら進み、フードは街に降りた時に、「次に街に降りるまでにかかる日にち分のフード」を買い進む。

Te Araroaはニュージーランドに根付いている文化なので歩いていると

「今日泊まってく?」「飯うちで食う?」「どこどこまで乗せていこうか?」

という天使たちに出会うことも珍しくない。

それを歩くのに気持ち以外に必要なものもいくつかあります。

必要なもの

必要なものを揃えるために何が必要かさらっと調べました。

「マップが必要」「歩くために申請が必要」「こういうところを歩いたり生活するからこれが必要」

マップ

「TA Map」と「Far Out」の2つあると便利です。

「TA Map」は有料で購入をお勧めしますが絶対いるわけではありません。

Te Araroa運営が出している「TA Map」で十分歩けます。ですがFar Outの方が、色々役立つ情報がついてます。

僕が使ってたアプリはこれらです。

Te Araroa Passの申請

スルーハイカーも南島だけのセクションハイカーもどちらも申請が必要です。

例年8月頃から申請が可能です。https://www.teararoa.org.nz/the-trail-pass/

主な特典

  • DOC(環境保全省)のハットやキャンプサイトの利用料が無料 or 割引。
  • フェリー(南北島間)の割引。
  • 公式バッグタグ(登録証)の受領。
  • 私有地を通過するための許可(一部の区間)。

費用:全行程 / 南島のみ 1,350 NZD。北島のみ605 NZD。

ビザに関しては

3ヶ月以上の滞在になるため、Visitor VisaまたはWorkinholiday Visaの取得が必要です。

テント

僕は66回テント泊をしました。

使用したのはHMGのULTAMID 1。これは蚊帳なしの235gの軽量タープ。

基本的に稜線で貼らない限りは、タープやワンポールテントで行けます。風はそんなに強くないです。

ですが

みなさんニュージーランドでハイキングに行く場合は絶対に蚊帳付きのテントを買ってください!!

ニュージーランドには吸血昆虫のサンドフライがいます。蚊みたいなやつ。

こいつがめっちゃいます。(特に南島)

毎晩100匹以上と一緒に寝てました

これが大量にいる場所では屋外で食事するのにかなり苦労します。というかほぼ不可。

ヘッドネット必須の天然温泉

サンドフライの活動時間は太陽と連動していて、日が沈むと寝て、日が出ると起きます。白目

蚊帳なしの僕は彼らが寝静まる22時ごろから夕食を取るハメになってました。

絶対に蚊帳ありでお願いします。

25-26シーズンのニュージーランドは蚊帳ありのテントで行きました。笑

あとヘッドネットもあるといいと思います。多くのハイカーが持ってました。

ヘッドネットを選ぶ際は少し重くても、タフそうな素材をお勧めします。

なぜかというと「破れたら終わり」 以上。

これは見た感じ少し薄そう、、、お店で見た方がいいかも。

想定温度

これは-5℃〜30℃くらいになると思っているといいと思います。

24-25シーズンでは11月ごろにトンガリロで積雪を観測したり、3月頃のクイーンズタウン周辺で0℃近くになることもありました。

僕は下限使用温度が-5℃の寝袋にダウンパンツでブーストしてました。

これで寒くて寝れなかったことは1度もありませんでした。

これは正直なんでもいいと思います。自分が好きのでいいかと。

歩いている人のほとんどはトレランシューズ。ハイカットのハイキングブーツは1%くらいだと思います。

3000kmなんで買い替えると思います。おすすめはFackbookのマーケットプレイスです。

海外のメルカリみたいなものでセカンドハンドの商品を安く買えます。これで僕はギアの出費を抑えてました。

また面白いことに南島に入るとみんなNordaに履き替えます。

ウェリントンにあるアウトドアショップで買い替える人が多いんでしょうね。

それで歩き切る人が多いので大体みんな2足くらい履き潰すかな。

バックパック選び

ぼくは68Lのこいつで行きました。

トータルウェイト=ベースウェイト+フード&水

自分の食べる量にもよりますが3kgくらいのフードを担ぐこともあると思います。(最大8日間想定)

お菓子とか入れたらもっと増えます。

それをふまえ、選び方としては「最初にパックウェイトを測る」

パックウェイト

5kg以下 | 5kg以上

腰ベルトなし | 腰ベルトあり

フレームに関しては好みもあると思いますが僕の考えとしては

6kg以下 | 6kg以上

フレームなし | フレームあり

です

これで+3〜4kgのフードを担いで、自分が快適に歩けるパックを選べると思います。

(※これはあくまで個人的な意見です)

「腰ベルトなくても13kgくらいなら余裕だよ」って方もいると思うのであくまで参考程度に考えてください。

18kgを担いでる無差別級ハイカー

その他

1日中雨の中歩いたこともありました。寒くて止まると低体温になる可能性もあったのでその日は昼も取らずに10時間ぶっ続けで歩きました。

そのとき思ったのはレインと他にポンチョがあるといいなと感じました。

低体温症を防いでくれるのと防水性を高める役割として機能します。

あと「すべての服を洗濯機に入れている時の非常着としてもいいよ!」ってクレイジーハイカーにおすすめされました!ぜひご活用あれw

後日これを購入し1度使いました。その時は雹が降ってきたので防護服的な役割でも使えました。

コンパクトなので今でもエマージェンシーキットの中に入れてます。

必要だったものはこれくらいですかね。あとは自分で持っていきたいものを持っていけばいいと思います。

渡渉

多い日は50回以上渡渉しました。

深さは天気などで変動しますが、腰あたりまである川も渡渉しました。

それ以上はありません。というかできません。水位が下がるのを待ちました。

腰あたりでも水の流れの速さで難易度が変わります。

身長の低い女性などはスクラム組んで渡ってました。

基本的に全然大丈夫ですが「2,373kmあたりのBush Stream」だけは要注意です!

僕が経験した中では一番危ないと感じた渡渉でした。

1日の歩行距離

これはかなり個人差があります。さらにトレイルのアップダウンの多さによっても異なります。

ですが歩き出す前に僕も気になったことなので大体の数字を出します。

  • 1日中ロード

大体30km〜40km。1時間に5kmくらい進めば6時間くらいです。僕は2日で100kmチャレンジしたりしましたが、1日で100kmチャレンジしている人もいました。引

  • 1日中アップダウン

大体20km。これは歩いてみないとわからないので、歩いている途中に「もう少し歩けそうなら次のハットまで行く」って感じで決めればいいと思います。歩いているうちに掴める感覚なので心配しなくていいです。

  • その他

もちろん「フラットなセクションとアップダウンのミックス」もあったりとはっきり分かれているわけではありません。がしかし、マップで見た感じフラットそうなのに、トラバースルートでトレイルが斜めで歩きにくいところもあります。こういうところがあると時間が結構かかるため時間はやや余裕を持って歩いたほうがいいかもです。

カヌーセクション

北島の途中にGreat Walkの1つ「Whanganui Journey」があります。

カヌーで5日かけて川を下ります。

2人1組になって1つのカヌーを漕いでいきます。

価格:5日間で240 NZD

ここはカヌーで荷物を運ぶためいつもより重いフードを運べます。

大量のお菓子やビール、スピーカーまで買い足してるやつもいました笑

ここはみんなでバイブス高めたり、毎晩宴会したりとトレイルの中でも違った楽しみがあるセクションなので是非スキップせずに行くことをお勧めします。

時間がない人へのおすすめのスキップセクション

スキップは基本的にしたければすればいいと思います!

でも個人的な意見ではおすすめしません!スキップしたらした分だけ満足度が下がるからです!

特にそれは歩き終えた後に思うことです。まあ自分との戦いですね。

それでもビザの関係などでスキップしないといけない人に向けておすすめ紹介します!

  • オークランド市内(2日短縮)

これは単純に街の中歩いてて人が多くて歩きづらかった。半分くらいの人はスキップしてそう。

  • オークランド−ハミルトン(4日短縮)

ここも全然他のハイカーに会いませんでした。トレイルも全然整備されてないw

結構思い出がいっぱいあるセクションです。笑

  • アーサーズパス−テカポ(8日短縮)

正直南島はどこも綺麗なのでお勧めしませんが、この区間はアクセスが悪いセクションが続くのでお勧めです。

スタート地点までの行き方

始める日を決めたらケープレインガまでの行き方を調べると思います。

ケープレインガに行くほとんどの人はまずKaitaiaを目指すことになります。

Auckland to Kaitaiaは飛行機かバス(Intercity bus)。時間と快適性を取るかお金を取るかですね。

次にKaitaia to Cape Reinga。方法はいくつかあります。

  • 日帰りツアーバス(約180 NZD)
  • TAハイカー向けに個人や小規模業者が運行しているシャトル(約50 NZD)
  • ヒッチハイク(0 NZD)

僕は前日にシャトルを予約しようとした愚か者なので予約いっぱいでできませんでした。なので日帰りツアーバスを予約して高い金額を払い行きました。他にも2人ツアーバスできているTAハイカーがいました。

ですが今思えばヒッチで行けばよかったなと思います。

Te Araroaを歩き終える頃には何十回とヒッチしているようになっていると思います。僕が初めてヒッチしたのはTe Araroaを始めてから。どうせヒッチすることになれるなら、トレイルを始める前からヒッチを始めていればよかったのになあああって思いました。

費用

スタートスタートした時の残金は8,162 NZD

ゴールした時の残金は1,955 NZD

飛行機バスを含んだ合計金額は6,682 NZD

当時のレートが1 NZDが90円くらいだったので日本円に直すと

60万円くらい使った計算になりました!!

結構使ってますね。笑

食費は週70 NZDくらいに抑えてましたが、結構外食もしていたのでこんな感じになってます。

まとめ

Te Araroaの必要なものや知識はこんなところだと思います。

実際僕は、カヌーの予約をする時までカヌーセクションがあることを知らなかったり、どういうところを通るか知らずに始めました。それもそれで楽しかったんですが、テントのことやバスのことなど知っておけば快適に歩けたり無駄な出費を抑えたりできました、、、知識はお金になりますね。それを今回共有できたらと思って書きました。次回は気持ちや、考えてたことについて話そうと思うのでそちらでも何か有益な情報があるかもしれないんで時間がある時にでも読んでみてください。

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