asics trabuco
今回紹介するトレランシューズは「asics trabuco」シリーズ。
これが最強な理由は、他のトレランシューズと機能は同程度かそれ以上なのにも関わらず
価格がバグっているという点です。
その靴のコスパの高さだけでなく、実際に1000km以上使用しての使用感について紹介できればなと思います(現在2足目)

ハイキングにおける靴
過去のハイキングにおける靴は、トランピングシューズ、ハイキングブーツといった「ハイカット」「アンクル固定」「革ブーツ」「ハードソール」のイメージが強かったと思います。
ですが現在のハイキングのトレンドとしては、トレイルランニングシューズが大きな流れを生んでいます。
技術革新が起こり、防水性の高いマテリアル、捻挫しにくいソールの形状が作られてきて、国内外の山でブーツを見かけることが少なくなってきていますよね。
その変化とともに発生している問題が「靴の寿命」
ブーツであれば耐久性はもちろん高いですし、ソールのすり減りに対してもソールの張り替えでかなり寿命が長かった。
ですがトレランシューズは、ソフトな作りで、ソールの交換に対応していないものが多い。
そのためおれはトレランシューズは消耗品として認識しています。
その消耗品の靴がどれだけ長持ちしてくれるかはお財布にかなり影響してくると思います。
なので今回は長持ちで尚且つ低価格で販売されているこの靴を提案したいです。

Torabucoの特徴
asicsのトレランシューズのTrabucoシリーズ。
定価:TRABUCO 14 ¥17,600(税込)
重さ:約 281g:メンズ(27.0cm・片足)
amazonはもっと安い。(2026年5月)
ハイクッション
FF BLAST MAXクッションを搭載しており、着地時にはやわらかさを感じ、蹴り出し時には反発力のあるエネルギーリターンがある。
流行りの「裸足感覚、ゼロドロップ、足自体の能力強化という目的」ではなく、できるだけ足を疲れさせないようなハイクッションの靴となっています。
ソールの形状
プロネーションはニュートラルを採用。
プロネーション:歩行やランニング時に、足裏が地面に着地した際の衝撃を逃がすために生じる「足首と足裏の自然な内側への傾き・ねじれ運動」のこと。
ニュートラルを採用することで下腿部全体にかかる着地衝撃を抑えながら、内販捻挫リスクを抑えている。

GORE-TEXの選択肢
Trabucoは通常タイプとGORE-TEXタイプの2種類がある。
価格差は¥4,400
使うフィールドを想定して購入しました。
ニュージーランドでは渡渉や泥の場面が多い環境なので水捌けのいい通常タイプを選択。

ノルウェーに行く時は雨や雪が多い環境なのでGORE-TEXタイプを選択しました。
asicsgrip
このアウトソールはトレラン界の絶対王者である「Vibram Megagrip」レベルに達していると思います。その理由は
神戸のスポーツ工学研究所による材料工学のアプローチにあります。

ゴムの分子構造レベルで柔軟性と粘着性を緻密にコントロールと水分を弾く疎水性が高いゴムソールを採用しています。
そのため滑る最大の原因である靴底と岩の間に挟まる「水の膜」を発生させにくく、濡れてツルツルした平らな岩」でも吸い付くようなグリップ力を発揮する構造になっています。
これの個人的なレビューについては下の方にある「使用感」の方でレビューしています。
強固なアッパーとトゥガード
樹脂製プロテクターの回り込み: つま先の先端から、親指・小指の側面(最も岩にぶつけやすいエリア)にかけて、厚みのある強固な樹脂(TPU)成型パーツが広く覆っています。

プルストラップ
この靴はプルストラップの形状が独特です。
大きめに作られているのと、輪の向きが上向なので指が引っ掛けやすい構造に。
他の靴だと指が引っ掛けづらいこともありましたがこの靴はそのストレスから解放してくれます。

ロックプロテクションプレート
これはトレランシューズではマストの機構ですね。
これは前足部のミッドソール内部に挟み込まれている硬質の特殊樹脂プレートであり、トレイル特有の「足裏のトラブル」を物理的にシャットアウトする役割を果たします。
鋭利な突き上げからの「足裏の保護」、ソールの「ねじれ剛性」を高めてます。
これがあるかないかで長距離を歩く時の疲労感はかなり違います。
もし足の強化目的で靴を選ぶならこのプレートが入ってないものを選んだ方がいいですね。
くつ遍歴
ハイキングを始めてから、7足履き替えてきました。順番に
「Hoka kaha gtx」「Vivobarefoot primus trail Ⅱ」「Norda 001」「Ribelle Run 2」「Hoka tor ultra low」「asics Trabuco 12」「asics Trabuco 12 gtx」←いま
です。
2足購入しての使用感
ちなみに僕の足は幅普通、甲高のハイアーチ気味です。
日本人の幅広甲薄と少し違うので要注意です。
アッパーの高さ
これは日本人向けの足に作られています。甲高の僕に少し気になる点かなと思い、使用しましたが結果は
全く気になりませんでした。そもそもは足が入らないことはありませんし、タンの部分にクッションが付いているので圧迫感もありません。

(Nordaの時はかなりアッパーの圧迫感を感じました、慣れるのに時間がかかりました)
グリップ力
ここが一番僕が気に入っているポイントです。
グリップ力かなり強力です。ビブラムのメガグリップと同じくらいかやや上くらい。

vivoよりはやや劣る。riddle runよりは確実に高いです。
特に濡れている場面でグリップ力を強く感じます。(もちろん足にかかる体重も意識していますが)
「つま先だけが引っ掛かるような坂」を登るシチュエーション、「前足部の狭い面積だけに荷重し、エッジングしながら登る急登」における、フットウェアのグリップ力も高い印象でした。
kahaなどの硬い靴と比べるとロックプロテクションプレートが入っている靴の中では他に比べて登りやすい。ですがこれもvivoには負けます。
当たり前ですがペラペラのvivoの方が地面の形状にフィットするため接地面積が向上しグリップ力も高まります。
プレートが入っていないベアフットシューズと比較するのは間違っているかもしれませんが指標として比較しています。
ソールの減り具合
このasicsgripのソールの減り方は特徴的な印象です。
最初は他の靴同様に歩行距離が伸びると徐々に減っていきます。
ですがある程度減ると減るスピードが減少する?というかあまり減らなくなる?
削れてはいるけどグリップ力は残っている状態になります。

僕が今まで使用してきた靴はソールの減りが顕著になり買い替えていましたが、asicsgripのソールの場合は、すり減りグリップ力が無くなる前に小指のアッパー部分に穴が開き買い替えました。
これは買い替えのスパンが伸びるだけではなく、グリップ力の持続による快適に歩ける期間の延長にもつながってきます。
靴紐の収納
靴紐の部分に結んだ紐を束ねておけるゴムがあります。
これにより靴紐の解ける頻度が格段に減ります。

ちなみにこのゴムバンドを使用せずに蝶々結びをしているだけの状態だとかなり解けやすいかも、、
靴擦れ
靴擦れは主に前足部とくるぶし周辺に起こりやすいと思いますが、この靴で靴擦れになったことはありません。幅広で作られている靴は前足部の靴擦れは起こりやすいとは思いますが、特に痛みもなく使用してきました。くるぶし周辺にもクッションがついていて問題は発生しませんでした。

nordaは僕もそうでしたが多くのハイカーでくるぶし周辺に靴擦れが起こっていました。クッションがなく、素材も硬いのが理由だと思います。
trabucoより踵周囲のクッション性が高いのはHokaのtor ultra lowでした。踵を包み込んでくれるような分厚いクッションがついていたのでフィット感バツグンでしたね。
フィット感
このtrabucoはとってもフィット感があるとはいえません。靴擦れが起こらない範囲で、かなりゆとりのある靴です。ベアフット思考や、幅広の人に向いていると思います。
靴紐である程度調節できます。ショパール関節付近で最もフィットしそこを中心に靴と足が一体になる感覚があります。
寿命
もちろん歩く場所や環境、頻度で変動します。
ですが「アッパーが破れてもグリップがあれば使い続ける」という方はかなり長く使うことができるんじゃないかなと思います。
アッパーの破れは少し気になるところではありました。

もしアッパーの破れが気になる方は、nordaやreddle runなどの硬いアッパーの靴をお勧めします。
まとめ
今回紹介してきた、trabucoシリーズの現行モデルのtrabuco14の価格は¥17,600。他のトレランシューズは大体2万前半以上、中には4万5万するものも、、
そんな定価が安いtrabucoですが、型落ちの13や12はさらに安くなります。
僕が今履いている12は新古品で9,000円で購入しました。
消耗品の靴、どこまで安く入手できるかがロングトレイルハイカーには重要な知恵となります。
トリプルクラウナーのアメリカ人はその理由でずっとmerrellのmoabを履いている奴がいました。彼は「10000mile以上この靴で歩いている」って言ってました。笑
低価格の靴で、ジャパンブランドの「asics」
ぼくにぴったりなシューズを今回紹介しました。お財布事情に優しい靴はきっとあなたにも優しいはず。
番外編
ここで今僕が気になっている靴を紹介!笑
それが「alfa」https://www.alfa.no/nb-JP
このブランドは1931年創業の老舗ノルウェーブランド。
軍隊、警察、山岳救助隊に採用され、北欧の過酷な自然環境(湿地、泥濘、岩場、そして極寒の雪山)へ対応していて信頼度高め。
独自開発したアッパー素材「Alfa Air™」はダイニーマアッパーのような堅牢性を持ちつつ、通気性を両立している素材。
フィッテング思想も幅広・甲高と僕の足にピッタリ!!
価格がノルウェーしているのでかなり手が届きにくい、、
ぜひチェックしてみてください。
トレランシューズを探している人へ
こんなブランドを探してみるとあなたに合う靴があるかも。
ALTRA, Topo Athletic, Vivobarefoot, La Sportiva, SCARPA, DYNAFIT, Salomon, Arc’teryx, HOKA, BROOKS, ASICS, norda, NNormal, Inov-8, Satisfy, low, Merrell


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