ワーホリ1/12終了!
早くももうこっちにきて1ヶ月が経ってしまいました。。。
やはり1つの場所に止まって生活すると時の流れが何倍も早く感じるようになりますね。
今回はノルウェーワーホリの1/12が過ぎたということでこの国で感じた文化の違いやおれなりのファーストインプレッションを書いていきます。
北極圏生活での「当たり前」に驚かされることが多い1ヶ月でした。これからノルウェーや北欧を目指す方に向けて、ガイドブックには載っていない「1ヶ月住んでわかったリアルな生活データ。驚いたこと」をお届けします。

爆速で伸びる「日照時間」と「暗くなることの重要性」
ノルウェーに来て一番ビビったのは日照時間の変化です。
僕がノルウェーに入ったのは3月19日。今日は4月19日。きっかり1ヶ月。
この1ヶ月での日照時間の変化を確認します。
| 日付 | 日の出 | 日の入り | 日照時間 |
| 3月19日 | 05:48 | 17:57 | 12時間09分 |
| 4月19日 | 04:23 | 21:06 | 16時間43分 |
| 変化 | -1時間25分 | +3時間09分 | +4時間34分 |
4時間半!!
1ヶ月で日照時間が4時間半変わるのは日本で言うと12月末(冬至)から6月末(夏至)までの変化にほぼ匹敵します。一番短い日から一番長い日の変化と同じ、、、
日本で半年かけてゆっくりと日が長くなっていくプロセスを、ノルウェーではわずか30日間で早送りしているような感覚です。
日本では「最近日が長くなってきたのぉ〜」て感じですがこっちは「昨日より明らかに10分近く日が長いゾ」って感じです。
さらにこれは太陽が出た、入った時間なのでもちろん日の出前もぜっんぜん明るいです。

夜10時
今日の体感ではもう4時くらいには明るくて起きます。22時くらいでも窓があれば電気は入りません。
こっちにきてから毎週オーロラを見れてましたが、最近は夜の12時くらいまで待たないと見れなくなってきて、4月下旬にはもうもれなくなるそうです。

なんでそうなるかと言うと
地球は、太陽に対して地軸を 23.4度 傾けたまま公転しているから。
それにより日本とノルウェーでは、空を見上げた時の太陽の動きが違います。
- 日本(低〜中緯度): 太陽が地面に対して「垂直に近い角度」で昇り、沈みます。
- ノルウェー(高緯度): 太陽が地面に対して「かなり斜め」で、横にスライドするように動きます。
まあようはもうほとんど1日中明るいです。
これが驚くだけならいいですが、正直結構睡眠を邪魔してきます、、、
人一倍寝る僕ですが、明るくなると勝手に目が覚めてしまう。
明るい場所で寝ていても何時間も寝れますが、低緯度での生活に慣れている僕の身体は、暗い状況から明るくなると体が勝手に朝だと勘違いして目が覚めます。
7時くらいかなと思ってスマホを見ると「まだ4時だ」ってなるのが朝の日課です。
これがきついのでノルウェー人に相談しても彼らにはこれが普通なので「そんなに困った経験がない」って言われた時に文化の違いを感じましたね。笑
ノルウェー人が日本に来たら普通に遅刻すると思う。
と僕がこっちにきて困ったこと第1位は
「日照時間が急激に長くなることによる自律神経の乱れ」
です。アイマスクや遮光カーテンがキーアイテムです。
スキー文化
驚いたこと第2位はスキー人口の多さです。
「Nordmenn er født med ski på beina(ノルウェー人はスキーを履いて生まれてくる)」
という言葉があるらしく、今では納得のいく言葉です。

こっちにきてフィヨルドを見ながら散歩したり、スノーハイクに行ったりすることが多いです。
と言うかそれ以外にやることがない。町にあるカフェは日曜日にやっていたりやっていなかったり。
散歩しているとランニングをしている人をたまに見かけますが、スノーハイクに行くと何人も会います。みんなランニングじゃなくてスキーしてるんです。犬の散歩もスキーでしてます。

子供も大人もしてます。

町にある施設もスーパー、図書館、教会、スキー屋のみです。
「夏は何しているの?」と聞くと「釣り」と言われました。
冬はスキー。夏は釣り。
羨ましい限りです。この国の人が豊かで優しいのとは関係ないかもしれませんが、そういう人たちの趣味としてはなんか納得できるような気がします。
カフェ巡り、居酒屋巡りも好きだった僕ですが、自然の中でその季節と一緒に遊ぶ生活は僕がなりたい生活で、ここに来れたことに対してオレンジ色の気持ちになりました。
3. 4月の気温と「本当に必要な服装」のリアル
この1ヶ月でだいぶ暖かくなりました。と言ってもまだまだ上着一枚でとはいきませんが。
3月後半はかなり寒かった。最低気温は−5度、最高気温は0度くらい。ほとんど氷点下でした。ですがカナダでも冬を過ごしたことがあるので−5度くらい余裕だと思ってましたが結構違いました。
僕が住んでいるリンゲンはフィヨルドという地形になっています。フィヨルド地形で体感温度がぐっと下がるのは、主に「風の通り道」と「冷たい海水の存在」が組み合わさっているからです。
フィヨルドは高い山に挟まれた鋭い「U字谷」です。風が広い海側から狭い谷間に入り込むとき、逃げ場を失って勢いよく加速します(ベンチュリ効果って言うらしい)

なので風が吹くだけでかなり寒さを感じます。
また内地まで海水が入ってくることで、空気が冷やされ地形に沿って滞留します。
なので「思った以上に寒い」ってのがこの国に来て感じたことです。
表示気温のさらに−5度くらいを想定して服装を選ぶといいかもしれません。ですが僕が来たのは冬の終わり3月。来シーズンのピークウィンターがどれくらい寒くなるのか楽しみです。
ですがそれは屋外での話。屋内は別です。
これはカナダも同様でしたが屋内はかなり暖かい。
この理由は建築基準にあります。
ノルウェーの建築基準(TEK17など)は世界でもトップクラスに厳しく、日本の一般的な住宅とは「壁の厚み」と「窓の性能」が全く違います。
- 壁の厚さ: 日本の住宅の断熱材が10cm程度なのに対し、ノルウェーでは20cm〜30cm以上の厚い断熱材が標準です。
- トリプルガラス: 窓は3枚のガラスを重ね、その間にアルゴンガスなどを封入した「トリプルガラス」が主流です。これにより、窓際特有の冷気をほぼ完璧に遮断しています。

これにより厳しい環境でも屋内では暖かく快適に過ごせているんですね。
Koselig(コーセリ)
ノルウェーには「心地よさ」を重視するKoselig(コーセリ)という文化があります。
意味は「居心地が良い」「心がほっとする」「温かい」といった意味を持ち、日常生活の幸せや安らぎを表す言葉です。キャンドルの灯り、大切な人との団欒、ぬくぬくした時間など、心と体が満たされる瞬間を指します。
僕が想像していた北欧の冬のイメージはこれですね。
”外は吹雪いているけど家の中から暖炉の光とキャンドルの灯りが溢れている”
そんな雰囲気に名前がついているのは、北欧の厳しい環境があって、そこに住む人たちがいるから。
日本語に存在しなのはその環境がないから。環境から生まれたりその国の国民性から生まれる言葉ってのは、それに親しみがない人からすると考えられないもので、そういう言葉に出会うと嬉しい気持ちになります。旅が好きなのもそう言うところにあったりしますね。
まとめ
来て1ヶ月。わからない事しかなかった1ヶ月前と比べるとノルウェーのことを実感としてわかるこの感覚が好きです。
文字や映像ではわからないものを直接感じるこの感じ。
これはAIが発達しても奪われないもの。文化を浴びている今の生活が好きです。
まだ来て1ヶ月。滞在している場所も1ヶ所。冬で制限される行動範囲。
まだまだ感じているものは少ないです。もっといろんな人に出会って、いろんな場所に行き、いろんな価値観、常識に驚かされるのが楽しみです。
ニュージーランドの時のような毎日が輝くような生活はできていませんが、ゆっくりじんわりこの生活を楽しんでいきたいと思います。最後のワーホリだし。
次は5月19日。今いるところから1000km離れ、新しい職場、新しい仲間、新しい景色にいます。
わーーーめちゃくちゃ楽しみーーー




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